上海社長の記

第11回 社長の記 2007年9月25日


上海に台風がきました。

台風が上海を直撃するというニュースが流れました。 9月18日のことです。確かに風も強く空は灰色です。 ちょうど台風がくるという19日に、私は杭州に出かける予定でした。杭州には、新幹線が最も早く楽にゆけるので、いつになく手回しよく特急の指定席往復を予約していました。 以前一度出かけたとき、当日でも買えるのではとたかをくくっていたら、とんでもない、うんと遅い時間しかなかったので、バスで行ったことがあるからです。

杭州旅行をどうする

18日の午後遅く、杭州の何さんから、「明日台風だけれどどうしますか」と言う電話を受けました。 そのときは、大きな台風が直撃するなどとは思ってもいなかったので、「明日の様子を見て決めますよ」と答えると、「そんな呑気な場合ではないですよ。上海の小中学校は全校休みで、一般の人も外出は控えるように」と、テレビで繰り返し流れているとのこと。 そこで一旦電話を切ってテレビを見ました。確かにテロップで、学校は休み、不要の外出はするな、垂れた電線には手を触れるな等々あらゆる警告が流れ続けています。 そんなに大変な状態なのかと、インターネットで台風の進路を確認すると、上海より南の方に上陸するような気配です。 杭州は南だからもっと危ないのかなと思ったりしました。

旅行は取りやめ

何さんには電話で、「こんな状況だから今回は中止しましょう。何かあったら笑いものにされますね。」と申し出て、訪問は取りやめました。 日本のテレビなら、予想進路、風雨の状況などしっかり報道してくれますので、自分の地方に来る可能性が高いか低いか、ある程度判断がつきますが、上海では台風情報は少なく、 警告のテロップだけが流れ続けるという状態なので、台風がくるという実感がまったくありませんでした。

台風らしい台風はこなかった

案の定というか、19日は朝のうちは、風こそかなり強かったですが、雨も時々ばらつく程度で、午後からは天気は回復しました。丁度この日から、「テクスタイルケア」の展示会が、浦東の国際展示会場で開かれていましたので、そちらに出かけ、杭州のブランクを埋めることが出来ました。 今回のことで、日本人は台風慣れしているが、中国人は台風慣れしていないなとつくづく感じました。

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